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1933年1月には途絶えていた財界からナチスへの献金も再開され、30日パウル・フォン・ヒンデンブルク大統領は、周囲に説得されてクルト・フォン・シュライヒャーに代わってアドルフ・ヒトラーを首相に任命した。

 1933年2月27日の国会議事堂放火事件でヒトラーは緊急大統領令を布告して非常事態を宣言、ワイマール共和国憲法によって成立した基本的人権や労働者の権利のほとんどを停止させた。オランダ人の共産党員、マリヌス・ファン・デア・ルッベを放火犯として逮捕、共産党への弾圧を開始した。 

1933年3月5日の総選挙で共産党は大きく後退し、ナチスは43.9%の得票を得た。

1933年3月12日に新国旗を制定するまで黒・白・赤の旧ドイツ帝国国旗とナチ党旗であるハーケンクロイツ旗の両方を掲げる事を定めた。

 1933年3月23日にヒトラーは議会で授権法(全権委任法)を成立させ、議会から立法権を取上げ、独裁体制を確立した。
 
1933年4月26日秘密警察を設置。批判者や反対者がナチスに報告され、ナチスが直接ドイツの社会をコントロールする手段を保持する。多くのナチスの政敵、特に共産党および社民党員が政治犯として収容所に収容された。
 
1934年1月30日には「国家再建法」を成立させた。同法はヴァイマル共和国時代に大きく地方自治を許されていたドイツを一元的な中央集権国家に変貌させた。州議会が解散され、州総督(国家代理官、Reichsstatthalter)としてナチ党幹部が送り込まれた。 

1934年8月2日にヒンデンブルク大統領が死去すると、首相であるアドルフ・ヒトラーは国家元首の大統領職を兼務した「総統」となり、独裁者として全権を担う事になる。
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